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外国人事件とは?主な事例と解決方法

外国人事件の主な事例としては、お酒を飲んだ際などの傷害事件や器物損壊事件が挙げられます。
こうした事件について、逮捕されたり被疑者として捜査を受けたりしている場合には、事件当時は他の場所にいたという証拠や、相手の暴行に対しての正当防衛であったという証拠など、被疑者に有利な証拠を収集するなどします。また罪を認める場合には被害者との示談交渉を行うなどして、被害者の被害届や告訴を取り下げてもらいます。
これらの活動により、被疑者が無実であることを証明したり、示談を成立させ反省していることを示したりすることで、逮捕されることを防止し、逮捕や勾留などにより身柄拘束されている場合には解放させたりすることができます。また前科のつかない不起訴にもつながるため、有罪判決を受け退去処分(俗にいう強制送還)を受けることなく日本での滞在を継続することにもつながります。

 

これらの一般的な刑法犯だけでなく、外国人特有の事件として、オーバーステイなどの在留資格に反した滞在も外国人事件に当てはまります。
オーバーステイの外国人の場合には主に在留特別許可の取得により対処していくこととなります。在留特別許可とは、退去強制事由に該当する者のうち、法務大臣の自由裁量によって与えられる在留許可のことを言います。この許可の判断に関しては、在留を希望する理由や家族状況、素行などの事情が総合的に勘案されることとなっています。そのため、依頼者である外国人がこれまでに日本で行ってきたことや今後も日本にいたい理由、家族が日本にいることなどを主張し、在留特別許可を申請します。

 

外国人事件に関しては、できるだけ早く弁護士に相談することが大切です。
刑事事件に関しては早期の相談が円滑な証拠収集、示談の成立につながり、不起訴処分を得られやすくなります。またオーバーステイの場合には、自分から出入国管理局に出頭することが在留特別許可の取得にあたっての積極要素とされていることから、弁護士に相談し、主張すべきことなどのアドバイスを受けた上で出頭することが、在留特別許可の取得につながります。

 

さざんか総合法律事務所は、さいたま市や川口市、川越市、上尾市を中心に関東の皆様のお悩み解決に尽力しております。外国人事件だけでなく相続や労働問題など、身の回りの法律問題でお困りの際は、ぜひさざんか総合法律事務所までご相談ください。

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玉作 恵美Emi Tamatsukuri

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